海外ナンパ師のABC

外国の女性を抱くことについて

日本での外人ナンパ

 難しい。何が難しいかっていうと、1人で歩いている外人の女の子を見つけることだ。大抵のナンパ師はこの問題には直面しない。繁華街に行けばいくらでも魚は泳いでいるのだから。僕は京都に住んでいるので、外人に合う機会は結構多いのではないかと思うかもしれない。確かに多い。しかし、その多くがカップルだとか家族連れだとかだ。イケイケなナウい外人のヤング達がこんな渋い国に来る理由などないのだ。後、『ザ・ゲーム』の中でミステリーも言っていたが、美人は1人では歩かない。常に、友人や代替可能彼氏を侍らせている。試しに京都の繁華街を5時間ほどふらついてみると良いだろう。ぶらぶら歩いている独り身の外人オネェちゃんは、2人見れたら良い方だ。非常に時間の無駄と言える。ただ、見つけた時の嬉しさと言ったら半端ない。浜辺をぶらぶら歩いていたら、沖合の方でシロナガスクジラが泳いでいるのを見た時のように(そんな状況には出くわしたことはないが)、新鮮な驚きと緊張で体がピンと張る。アドレナリンどばどばだ。僕の胸は期待で高まり、電気ショックのようなものが体中を駆け巡る。そして、地蔵する。

 遠くへ去っていく美女の後ろで佇みながら、激しい後悔と自己嫌悪に見舞われる。僕は二度とないチャンスを逃したのだ。

 外人をターゲットにしている人は、間違ってもストナンなんてしないほうがいい。時間を損するばかりだ。僕みたいに友達のいない暇人はいくらでもやってよいが、リターンは限られている。六本木のbarへ行けば、まぁたぶん会えるはずだ。その場合、不良外人とタイマン張ったりもしなきゃいけないかもだが。後、最近考えたのだが、ベルリッツの前とかに立ってみるのもいいんじゃないだろうか。